東京国際映画祭学生応援団

イン・ザ・ハイツの東京国際映画祭学生応援団のレビュー・感想・評価

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)
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「街の音」が聴きたくなる映画でした。

冒頭の曲"In The Heights"から一気に惹き込まれて、作品を通して魂を揺さぶるパフォーマンスに心を打たれます。

逆境の世の中だからこそ、困難に立ち向かう主人公たちのパワフルで熱いメッセージに感動します。「何度でも立ち上がる」という志はまさに今の私たちに伝わるものがあります。

また、ミュージカル映画でありながら、移民問題などの社会問題にも焦点を当てており、考えさせられる場面もありました。

コロナ禍の今の時期に、そしてこのタイミングでこの映画と出会えたことに感謝したいです。

ちなみに、劇中に登場するかき氷屋のおじさんは、インザハイツの生みの親であり、初演舞台では主人公ウスナビを演じたリン=マニュエル・ミランダさんだそう…!
これを知ってから鑑賞すると、また新しい楽しみ方が広がるかもしれません!

《鑑賞者:こうた》