第36回東京国際映画祭
小津安二郎生誕120年特集上映
『報道ステーション』オープニング曲のバンドメンバーでもあり、世界的トランペッターの黒田卓也さんと卓也さん率いるジャズバンドの生演奏付き上映会を観ました。
ジャズの演奏は、シーンごとに合わせて軽快だったり、静かだったり、パーティー会場のバンド風などのような様々な音楽が流れていました。他にも音楽だけではなく、細かい動作のドアの音や靴の音を再現されていたり、シーンッと沈黙があったり、演奏と映画が元からひとつの作品だったのではないかと思うくらいとてもマッチしていました。そして、演奏があることにより、サイレント映画を観慣れていない私でも物語に引き込まれ、楽しむことができました。
作品の中では、部屋に置いてある小物や着ているお洋服がとても可愛かったです。昔の日本ならではの西洋風おしゃれな感じが滲み出ていて、素敵な作品でした。
時子が和子を嫉妬するあまり、拳銃で撃ちそうになったシーンや襄二と時子が警察から逃れようとしていたけれど、時子が捕まることを提案するシーンなどの展開は、斬新で驚きました。時子どんだけ自分勝手なの！とか思ってしまうけれど自分の決心を曲げない強い気持ちがかっこよかったです。襄二も時子の提案も何回かは拒否するけれど絶対に受け入れてしまう優しさに心打たれました。
この作品をきっかけに、現代の作品だけでなく昔の作品にも、もっと触れていきたいと思いました！
13期 武内
🎥第36回東京国際映画祭 ‼️絶賛開催中‼️
｜開催期間：10/23（月）〜11/1（水）
｜場所：日比谷・有楽町・銀座地区
｜チケット：当日でも席が空いてる作品は購入できますので是非！特に学生は【当日券５００円】🉐
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