東京国際映画祭学生応援団

首の東京国際映画祭学生応援団のレビュー・感想・評価

(2023年製作の映画)
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言わずと知れた「世界の北野武」監督最新作。構想30年の超大作です。

出演者の数、豪華さ、そして衣装のきめ細かさ、美術の迫力など、とにかくスケールの大きな作品で、これぞ娯楽映画だと思いました。

まさに『戦国版アウトレイジ』と呼ぶに相応しい、人の命を何とも思っていない奴らの殺し合いにヒリヒリさせられ、人が死ぬシーンですら滑稽に描くのは北野監督らしくもあり、残忍さが余計に際立っていました。

また「本能寺の変」に至るまでの織田信長・明智光秀・羽柴秀吉の関係性の解釈がこれまでとは大きく異なり、そこにも注目していただければと思います。

そして豪華俳優陣の中でも、織田信長を演じた加瀬亮の頭のネジの飛び方が素晴らしかったです。残忍で狡猾、自分勝手を極めたような存在で、完璧なヒールでした。羽柴秀吉を演じたビートたけしと、浅野忠信・大森南朋の軽妙なやりとりも面白く、残酷な戦闘シーンが多い本作の中でも、緊張が緩みました。

11/23(木)公開、そして北野作品初のIMAX上映が決まったということで、皆さんぜひ劇場でご覧いただければと思います!(学生応援団わくと)

🎥第36回東京国際映画祭 ‼️絶賛開催中‼️
 |開催期間:10/23(月)〜11/1(水)
 |場所:日比谷・有楽町・銀座地区  
 |チケット:当日でも席が空いてる作品は購入できますので是非!特に学生は【当日券500円】🉐

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