Maki

フォードvsフェラーリのMakiのネタバレレビュー・内容・結末

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

原題:Ford v. Ferrari
公開:2019年
鑑賞:劇場2D(字幕)

ドドドドド迫力!

劇場で【パラサイト】を観終わり。なんとなくロビーの上映スケジュールを眺めたら「これハシゴできそう。クリスチャン・ベイルのカーレース物で好評だよね?」だけの浅い知識のまま。予告未見だから早々にマット・デイモンやジョン・バーンサルが出てきて わぉ♪ってなったし。初めて観たカトリーナ・バルフはめっちゃスタイルよくて勝ち気で只者じゃないな感があふれる様が素敵。

余談「私と車」。マニュアル免許もってるけどスピード欲求なくて安全運転実用重視。でも中一のころ親しかったあいつがまあ絵に描いたようなスピードバカで ほんとふざけないでってスピードバカで 助手席フルバケ4点だか6点だか固定されて 参○○km(自粛)近くの加速減速蛇行されて 興味ない峠攻めとか付き合わされて ほんとふざけないでよねって… っと この話はやめとこ。その不愉快記憶を抉りほじくり返されるぐらいのドドドドド迫力!を楽しんだ。

地の軋むエンジンノイズ。
吠えるエンジンサウンド。
唸るエキゾーストノート。
回転数!回転数!回転数!
人機一体!栄光への疾走!

最後のル・マン。たぶんだらしなく口半開きのまま おわーーーーうわわわーーーーとなって。フィニッシュでは じわわわっとなって。最後 そんなん哀しいじゃんもう…ともっと じわわわっとなって。まあ見事に乗せやすい観客(いいぞ お嬢ちゃん?)になりきり。エンドロールで初めて「え?ジェームズ・マンゴールド(嗚呼 LOGAN!)だったの?」。命がけでトップを目指す男たち。家族愛。妻と息子。友情と信頼。大企業対大企業。企業内の小競り合いと出足払い。妬み僻み横取りわかるわかる今ならわかる。この監督は熱いわ さすが♪
Maki

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