娯楽の極み

DUNE/デューン 砂の惑星の娯楽の極みのネタバレレビュー・内容・結末

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

この内容で2時間半はハッキリ言って苦行。原作ありきの話で脚本はどうしようもないにしろ、演出がもうずーっと同じテイストのBGMでメリハリもないしハラハラもしない。

豪華キャスト揃えました感はあるがそれだけ。パートワンと銘打ってるだけに今回は導入回、世界観を説明する回だったんだろうがキーワードが何なのか理解する前に次から次へと謎ワードが飛び出して観てる人を置いてけぼりにする。これでパート2観たい人の気がしれん。

ただの10,000年後のマッドマックス。前にも書いたが世界観だけを推す映画なら別に映像じゃなくていいので。絵画イラストで充分だろ。

主人公がサンドワームに食われそうになった途端、どこかで鳴った起震杭に寄って去っていくシーン。あれもご都合主義過ぎる。目の前に餌あんのになんで遠くの音に反応してそっち行くのよ。

主人公も主人公で、サンドワームに気づかれたくないから忍び足で進もうと言う割に荷物はドサっと落とす。それ気づかれるムーブじゃないのか。設定守れ。

2時間半も付き合わされたら正常性バイアスやら確証バイアスやら働いて何かしら理由つけて肯定したくなる気持ちもわかるけど、たぶんこれつまんないよ普通に。