喫茶すみっコへご飯を食べに行ったすみっコ一向は、喫茶店の地下室で見つけた仕掛け絵本の中に吸い込まれてしまう。辿り着いたのは絵本の世界であり、すみっコ達は物語の登場人物になっていた。そこで出会ったヒヨコ？のお家を探すべく、すみっコ達は奮闘するが…な話。
ゲームセンターやファンシーショップにぬいぐるみが置いてあるなー、程度の認識しかなかったけど、泣ける、とか、成人男性も観に行った、といった記事を昔目にしたな、と思い出して鑑賞。
冒頭ですみっコたちと周辺キャラの紹介をざっくりしてくれるので、初心者にも安心。動物だけじゃなくてトンカツやエビの尻尾、ホコリまでキャラにいるのは凄いなぁと感じた。
時間も短めだし、不思議な絵本に吸い込まれてすみっコ達が童話の世界で大冒険！みたいな内容を想像していたし、実際にふわふわゆるゆるの展開だったけど、ラストでガツンと泣かせに来るのに驚いた。象年齢向けにひどい言葉や残酷な表現を使わず、ご都合主義にしっかりと立ち向かう脚本が素晴らしかった。
