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スピーシーズ3 禁断の種のSAVEのレビュー・感想・評価

スピーシーズ3 禁断の種(2004年製作の映画)
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「スピーシーズ」シリーズを網羅しよう!という訳で以前に観た1・2を鑑賞してからの3作目。この続編が作られたのは2作目から6年経ったあとだったとか。ストーリーは地続きだから当時観た人も予習必須だったろうな。

前作で力尽きてしまったエイリアンのイヴ。しかし今作冒頭で息を吹き返し、最後の力を振り絞ってサラを出産。サラはこれまでのシル、イヴより純血なエイリアンらしい。
サラを持ち帰り育てたアボット教授は、サラの卵子を利用し完璧なエイリアンを作り出そうと研究を進めていたが、そこに前作で量産された人間との混血種が襲撃に来る。混血故に遺伝子に致命的な欠陥があるという彼らは、サラの完璧なDNAを求めているという。研究を急ぐため、優秀な大学生のディーンを巻き込むが、ディーンとサラの間には奇妙な関係性が芽生え始め…?というようなお話。

誰彼かまわず交わって子を成してたエイリアン、それで種が絶滅の危機って……前作までのお話がバカ話になっちゃうちゃぶ台返し的な展開。おかげで前作までの魅力的な美女・美男だけど交われば死、というスピーシーズシリーズ1番のエイリアンの恐怖ポイントであり魅力を殺してしまうという……なんでこんなシナリオにしちゃったんだ?
そのうえサラとアボット教授の微妙な親子関係?とか、サラとディーンの恋愛関係?とかを放り込んでくるものだからもう何が何やら何がしたいのやら…??これって何路線の映画だったっけ?

最終的には種の根絶みたいなエンドに落ち着くも、これまだ続編があるんだよねっていう…
どうなっていくのかかなり不安ではあるものの、続編も観ていきます。
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