ラーチャえだまめ

モービウスのラーチャえだまめのレビュー・感想・評価

モービウス(2022年製作の映画)
3.0

『間違っちゃいないが出演者欄のジャレット・レトの次にマイケル・キートンがきてるのなんかイヤ説』




どーもどーモービウス………本日はついにこちらの作品と対面させて頂きました


【モービウス】!!!ついに「コイツ誰や?」なアメコミファンじゃなければ知る由もない(マーベルアルティメットアライアンス3でプレイアブル化したのは壮大な伏線だったのか…?)マイナーキャラ、いやヴィラン!?否!!あの世界一有名な親愛なる隣人のヴィランなのだからきっと世界一有名な親愛なるヴィランなのは間違いないのかもしれない!?主演は去年50歳を迎えたとは到底思見えない今作でムキムキマッチョBODYを披露しているハリウッドの荒木飛呂彦ジャレット・レト。


今回SONY、いやマーベルさん「かなり攻めた」な〜と。いやだって



「血っぽい黒い何かが画面に飛び散る」



んですよ?「ヴェノム」ではSONY制作とはいえディズニー目下のマーベル後らしからぬ「過激さ」をウリにした割には?人を丸呑みにする直接的な描写はカットのオンパレードでなんか物足りなかったんですよね。終いには厳ついだけで中身は名犬ばりに聞き分けがいい「顔面だけR指定」のヴェノムは無事愛すべきマスコットキャラ化してしまいましたし(それが女子人気に火が着き結果日本でも大ヒットしたからオーライなのだが)


しかし今回は違います!!八つ裂きあり血みたいものが飛び散るシーンだってちゃんとある!?これはここ最近のマーベル映画としてはかなり「異質」なのではないでしょうか!?「ヴェノム」で期待した“ダークヒーロー”が今作でようやく拝めると言っても過言ではないかもしれません!!


そんな「俺はヴェノムだッ!!(キリッ)」より良かった部分とは反対に、今作は「ヴェノム」以上に先に言った“ユニバースのバーター感”が歪めないと言いますか、毎度おなじみファンサービスは勿論健在で楽しませてくれる一方“ユニバースありき”で作られた感がヒシヒシと伝わって来てしまったのです。


はいはいどーせこの後スパイダーマンとドッキングするんでしょ?が見え見えだから1本の“単体”映画としてはちょいインパクトが弱いと言うか、今作はモービウス誕生から詳しい能力説明から気になる「ヴィラン」との戦いまで割とスピーディに展開されます。1時間44分という長いような短いような尺ですが感覚的には「え、44分くらい?」です(どゆこと?)それゆえアップテンポで観やすさはあるが、いかんせん全体的に「端折り過ぎ」な箇所も気になりましたね。モービウス覚醒の瞬間はもう少し「溜めて」から登場して欲しかったし警察から追われて次の瞬間オリの中にぶち込まれるドクターモービウス……トホホ泣



↓ブログにも記事書いてます(ネタバレなし&あり)↓
https://edamamemamade.wixsite.com/edamame-movieimpact
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