昨年けっこうな話題だったし「観よう観よう！」と思ってたのに、気づいたら結局観逃してしまっていた…WOWOWにてようやく観ました！
うまいことネタバレは見聞きすることなくスルーできていたので、ほぼ予備知識なしの初見。ついでにアリ・アスター作品も初見です。
よくよく考えてみると、結構ガチなホラー作品やグロい作品を劇場スクリーンで観たこと自体があまりないことに気づいたんですが、そんな個人的な事情込みで本作は劇場で観たかった…と思った。
わりとホラー耐性は強い方ではあるけど、コレは耐えられたかなぁ？あのシーンとか正視できただろうか？
ずっとホワホワ鳴ってるBGMとか、笛の音色とかも劇場の音響で観たらヤバいんだろなぁ…とかとか。
とはいえ、本作の真骨頂はけっして視覚的なグロさやドッキリ演出だけではないのはよくわかった。
明るい太陽と無邪気な笑顔、楽しげな雰囲気。"正直・真っ直ぐ・裏表がない・朗らか”など一般的には”正しい”とされる感情や行いと、一般的には真逆の”残忍・非道”といった行動が同居している違和感、と同時に恐ろしさ。
うまく言葉にできんのだけど、そんなカルトや洗脳集団のヤバさを擬似体験させられたような感覚。潜入ドキュメントまでのリアリティはないのだけど、そんなケチをつける気にならないくらいの没入感はあった。
うーむ、実に気持ち悪いねー w
噂に違わぬヤバさだったし、個人的にはなかなかハマってしまいました。
好きです、アリ・アスター！
続いて「ヘレディタリー」いってみますー！
