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風の電話のmakoのレビュー・感想・評価

風の電話(2020年製作の映画)
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フィルマで高評価なレビューを見ていて、従妹からのお薦めで鑑賞しました。

先にごめんなさい!
私にはちょっと合わなかった。
期待値が高すぎたのか。

東日本大震災で両親と弟を津波で亡くし未だ遺体は見つかっていないハル。叔母に引き取られ広島県呉で暮らしている。
叔母が倒れ、悲しみに打ちひしがれたハル。呉から岩手県大槌町にあった実家まで旅するロードムービー。

道中様々な人たちと出会う。
それぞれに悩み苦しみがあり、それらを背負って生きている。
出会う人たちは優しく良い人が大半。
そして風の電話にたどり着く。
風の電話、実際にあると知ったのはフィル友さんのレビューで。
なんて素敵な電話なんだろう。

好きそうな感じの映画だったのになぜかあまり心が動かない。
ハル役のモトーラ世理奈さんの表情が乏しく、間がゆったりで感情を読み取れなかったからだと思う。
家族を幼い時に亡くしたから表情が乏しく、溌剌とした感じがない演技かと思いながら観てたけど…。
感情を爆発させるシーンはすごいと思った。
ハルと出会う、それぞれのエピソードはよかったし、三浦友和さん、西島秀俊さん、西田敏行さんもそれぞれよかった。
特に西田さんの福島の話は心に響いた。
埼玉で出会ったクルド人の方たちとの交流もよかった。入管のやり方は酷い話で実際も問題になってるけど。
ドキュメンタリーのような感じでリアル感がありよかったのに。
なぜか風の電話に辿り着く辺りでウトウト。
一番の見せ場を観逃してしまった!
全体的にいい作品なのになぜウトウトする。悔やまれる。
これは再度鑑賞し直し。
ということで今回はスコアレスで。
はぁ〜、高スコアなフィル友さんが多い中、なんだか凹んでしまう。

『君の鳥はうたえる』の三宅唱監督が出演してた。

この日は映画館を移動しもう一本鑑賞しました。

観客6人
劇場鑑賞 #59
2020 #118
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