しょうちゃん

悪人伝のしょうちゃんのレビュー・感想・評価

悪人伝(2018年製作の映画)
4.0
2020年21本目の劇場鑑賞。
令和76本目の劇場鑑賞。

マ・ドンソクが、
自分を襲った連続殺人鬼を追い詰めるため暴力刑事と手を組むヤクザの組長を演じるバイオレンス・アクション。

ヤクザの組長と刑事のバディムービーかと思いきや、
ヤクザと刑事とのチームプレーで、
日本ではあり得ない設定だったが、
これは面白かった。
“新感染ファイナル・エクスプレス”で、
素手でゾンビ軍団をなぎ倒した男で印象的だったマ・ドンソクこと、
マブリーが主演の映画。
連続無差別殺人鬼が、
よせばいいのにヤクザの組長を襲い、
一命をとりとめた不死身の男マブリーが、
一匹狼の暴力刑事と犯人探しに乗り出すというお話。
極悪が極悪と極悪を追う。
本作の魅力と言えば極悪トリオで、
ヤクザの組長演じるマ・ドンソクで、
見るからに最強で全てを素手で解決する。
歯を素手で抜くのは“新感線”でも披露してもらいたかった。
暴力刑事役を演じるキム・ムヨルが、
マブリーと張り合うのも見所であるが、
当然のこと力ではマ・ドンソクにかなわないが、
怖いもの知らずというのが最大の魅力である。
殺人鬼演じるキム・ソンギュも、
見た目は“ザ・韓国人”でありながら不気味さが漂ってます。
まさかこんな終わり方をするとは思ってなかったけど、
笑えるシーンあって楽しめました。
マブリー好きには見逃せない作品だと思います。
すでにハリウッドでリメイクが決定しているそうですが、
キャスティングが気になります。
しょうちゃん

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