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パブリック 図書館の奇跡のJINのレビュー・感想・評価

パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)
4.1
寝泊まりまでは出来なくとも図書館が日頃からホームレス達にとっての受け皿にもなっていた。
しかし、寒さを凌ぐシェルターの空きが足りず、厳寒の路上で寝るわけにも行かず、ホームレス達が図書館で立て籠もる騒動に。
監督・脚本のエミリオ・エステベスが図書館職員を好演してる。

抗ったり、声をあげるにしても、そのやり方次第で事の印象はガラッと変わる。
メディアの切り取り方にしてもそう。
それぞれの立場の思惑合戦が面白い。
今の社会状況下での自分の追い込まれ方を考えれば、今後突然ホームレスになる可能性だってなくは無いので、あまり他人事として観てもいられなかった。

この作品を観てたら、知的でユーモアのある美女ってイイよなあって思った(笑)
本をよく読む人ってやっぱり好きやなあ。
人間、感情に任せて動くんじゃなくて「知恵」を使うことってほんまに大事やね。
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