鑑賞した2020年日本公開映画ランキンク゛:47/108
ストーリー:★★★★☆
キャラクター:★★★☆☆
映像:★★★★☆
音楽:★★★☆☆
「エクソシスト」×「週刊少年ジャンプ」。
そんな感じの映画であった。
(とはいえ、『D.Gray-man』や『青の祓魔師』とは違う)
雰囲気としては映画の『エクソシスト』に近く、ややホラー感が強いものの、後半の戦い方やパワーアップはジャンプ感が出てきて、個人的には好きだった。
それでいて父と子の絆も描いていて、僕は開始後10分で涙出ちゃったからね。。。
最初のつかみと最後のバトルはすごく引き込まれるし、見ごたえあるなって思ったんだけど、真ん中あたりはちょっと中だるみしたかなー。
敵のボス探しが時間かかったのと、上記のようにエクソシストによる悪霊退治や親子の絆、師弟関係などなど情報量が多いゆえに、どれも中途半端な印象で、そこまでのめり込むことができなかったってのはある。
これがテンポよく進んでくれたら、絶対もっと面白くなった気がする。
とはいえ、個人的にはそれをカバーするぐらいのアクションの派手さと悪霊の憑りつかれた人の演技に魅了されたんだよね。
やっぱりアクションはキレがあってかっこいい。
韓国人俳優って背も高い上にみんなメッチャ筋肉あるから動きのひとつひとつが映えるんだよ。
また、憑りつかれた人たちの奇声の上げ方がマジで怖くて、あの振り切った演技はちょっとトラウマになりそう(笑)
これ、日本だったらアニメや漫画にしそうだけど、お隣の国はちゃっかり実写にしてくるところがすごいな。
もともとアクションやファンタジーが好きな身からしたら、韓国映画のそういったジャンルにおける派手さとかかっこよさってのは、もう邦画では勝てないんじゃなかって思うことが多い。
この映画、要素の詰め込みすぎによる中途半端さに難を示す人はいそうだけど、個人的には設定も世界観もよくていいなと思った。
そして、終わり方がMCUっぽい感じなので続編は絶対あるね。
ちなみに、この映画に出てくるパク・ソジュンがずっとキスマイの藤ヶ谷太輔に、ウ・ドファンがメンタリストDaiGoに見えた(笑)