ねまる

ブラック・ウィドウのねまるのレビュー・感想・評価

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)
4.0
映画館でマーベル映画を観るのってこんなに楽しかったんだ!って、
ディズニープラスのドラマでこんなに楽しませてもらってても思うんだからMCU恐るべし。
映画は映画、ドラマはドラマ。
どちらの良さもありますね。

ブラック・ウィドウの初単独映画。
初登場の紹介映画ではなく、他の作品で地位が確立されてからの単独とはいえ、
単独ヒーローの主演映画として、
かなり面白かったと思う本作。

舞台がさまざまな場所に変わったり、
いく先々でミッションが起こったり、
スパイ映画っぽい展開で、ハラハラドキドキアクションも楽しめたし、
楽しいけどありがちなチープさではなく、人間ドラマとしてもちゃんとよく出来てきた。

多分それは、
妹エレーナを演じたフローレンス・ピューが
最高に素晴らしかったから。
意志が強くて、かっこよくて、チャーミングで、だけど家族想いな妹。
今回が全くの初登場なのに、初めからこのキャラクター好きって興味を惹かれたし、
お芝居がどストライクだった。
彼女が語るとぐっと引き寄せられてドラマになる。泣ける。
今後も良かったらMCUで活躍して欲しい。

その他の初登場の家族のみなさん。
デヴィッド・ハーパーのパパも、頭蹴り飛ばしたくなる時もあるけど、
レッド・ガーディアンというキャラクター自身をコメディとして使っていて、いい塩梅だった。くすっと笑えるシーンをくれた人。
レイチェル・ワイズもかっこよかったなぁ。あのスーツ着こなせちゃうんだもん。
任務にあたる時の顔とそうでない時に見せる顔が違いすぎてすごいな。
3人とも最高でした。

ブラックウィドウ。
これで本当に最後なのかな。
インフィニティウォー、エンドゲームが観直したくなりました。

そして、今回の敵タスクマスター。
相手の動きを完コピ出来る、アベンジャーズの動きもコピー出来る能力で、
戦闘中にあ、キャプテンアメリカだ!バッキーだ!ホークアイだ!となるのが楽しかったです。

ともあれ、小さい画面でも、、、
と思っている皆さん、映画館で是非。
ねまる

ねまる