タカハラ

レ・ミゼラブルのタカハラのレビュー・感想・評価

レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)
3.6
重い一撃を喰らう、クライムドラマ。
負の連鎖、暴力が暴力を呼びこみ、それを見ていた子供達にも伝染していく。
それぞれの立場になれば、それぞれの悩みがあって、全部が全部悪いわけではなくて。複雑に絡み合っている因果をどのように解決すれば良かったのか。
それでも、一つになれる方法はあるハズだと示してくれる。

●良かった点
まったく予測出来ない展開。ラストの衝撃。
現代的な問題点を扱った社会派ドラマではあるが、アクション、サスペンス要素もあり(ホラー的な怖さも)エンタメ作品としても楽しめる。
出演者、それぞれに個性があり魅力的だった。

●悪かった点
移民問題や、フランスの歴史を知識で知らないと、、作品を深く理解できない。
このラストに希望を持てるかどうか、、
あの警官の横暴さが本当にイラつかせる(演技がうまいという事)
タカハラ

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