ニオイ
淀みない映画。嗅覚と視覚、生と死、覚醒と陶酔のリアリズムを対立・葛藤させて新しいものを生み出す弁証法的な語りではなく、ただ並べて、それを自分の中に取り込む、包み込んでしまう映画元来の懐の深…
このそよ風のような軽やかさは一体何なんだろうか。そうだ「映画の呼吸」と名付けることにしよう。鎮西は息を吸うように映画をつくる。嗚呼、素晴らしき哉、鎮西。あんたは映画のきらきら星。
あるいは『鎮西の…
監督作とは違うが、井川作品でこんなにもあっけらかんと風通しのいい映画は珍しい気もするものの、最後の「イッツアラーイブ」の一言が空間に放たれる浮遊感に井川さんらしさを存分に感じつつ、揺れまくる移動撮影…
>>続きを読むワンカット、トリュフォーの『あこがれ』へのオマージュと見られるカットあり!さすが、中央大学文学部フランス文学科卒業の鎮西尚一!冴島奈緒も綺麗だし、1994年当時の吉祥寺や渋谷が映り込んでいて、なかな…
>>続きを読む下着会社の部長になった冴島奈緒と研究員2人の日常を描いた映画で、まあまあ面白かった。冴島奈緒は本当に最高。アンニュイでエロくてお姉さまって感じでこの世のすべてを持ってる気がする。恋人を亡くした研究員…
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