軽く食傷気味の"踊ってみた"で町おこししよーぜって物語なのですが、まるでガチの町おこしPRでも見ているよーな没入感でした。
加藤小夏さんが好きなのでこの映画を観てみようかなと思ったのですが、他にも横田真悠さんも出てて、この女優さんは演じる役柄によって雰囲気がガラっと変わる加瀬亮みたいな人だなぁ、と気になってる女優さんだったのでなんだか得した気分でした。
意図的なのかどうか分かりませんが、メインのヒロイン三人がみんな色白&薄顔と、なんかマニアックなキャスティングで眼福でした。
元も子もねぇって話ですが、「ダンスはエンドロールで見るもの」っていう先入観みたいのが自分の中にあるので、終始その感覚を拭えず、ダンスシーンの尺が長く感じてしまいました。
それよりなにより、岡山天音さんがスゲー良かったです。
主人公のミタの"東京から地元に出戻ってきたくせに無駄に自意識過剰で見栄っ張りで何も出来ない無能な人間なんだけど、根は多分良いやつ"って感じの役を絶妙に演じていました。
余談ですが、特に意識をしてなかった役者さんだったのに、ダンスとか料理ができる、みたいのを見せられると不思議と、おっ?ってなるみたいのありますね。