このレビューはネタバレを含みます
パン兄弟による香港ホラー・・っていうか、厳密には、個人的にはホラー映画とは思えない内容。さながら、「サイレント・ヒル」のパン兄弟バージョンといったストーリー。
ベストセラー作家が次回作のホラー作品の世界に自身が迷い込んでしまい、いかにそこから脱出するか・・?を、結構ちゃんとしたセット、VFXでもって壮大に描いている。赤いコートの少女も、ちゃんと登場するしw。
パン兄弟ならではの幽霊、異形の者というのも次々と登場するが、中盤以降は飽きてきてしまう。その造形は、ほぼ全部ゾンビだし・・。ヒロインを元の世界に戻すために手助けする少女が、実は、8年前に堕胎した水子が成長した姿でした・・ってヲチで感動路線に持っていかせるのはいかがなもんだろう?