勝ったのは農民だ

T-34 レジェンド・オブ・ウォーの勝ったのは農民だのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます



【5月5日はこどもの日】🎏

個人的には前のレビューの『フォードVSフェラーリ』🚙に続いて2本連続で大当たりでした。
やっぱりこのfilmarksの評判の高さは伊達じゃないですね。♨️

昨年2019年公開作品の『ハンターキラー 潜航せよ』もそうですが、

これら3作品に共通して言えるのは

“モータースポーツや潜水艦、そして戦車に詳しくなくても娯楽作品として期待以上に面白かった“

ってことです。

どれも「○○🆚○○」みたいな話で、

特に今作はすごく良い意味で“少年漫画的な燃える戦争映画”です。🔥

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【戦車って速いんですね。】

戦争映画に戦車はつきものですが、

もし、その戦車そのものにスポットライトをあてた“戦車映画”って映画のジャンルがあるとすれば、

自分はおそらく今作が初鑑賞でしょう。🤔

ブラピ主演の『フューリー』も未見ですし、以前から知り合いに勧められているアニメの『ガールズ&パンツァー』も、実際に観てみたら面白いのかもしれませんが、あんまり興味ないのでまだ観ていません。🙇🏻‍♂️

劇中で「チェコまで300kmある。T-34なら6時間で行ける」みたいな台詞があるんですが、(時速50km)って自分の戦車のイメージではかなり速いんです。
もっとゆっくりしていると思っていました。😅

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【イヴシュキンVSイェーガー】

今回の1番の敵キャラ:イェーガー。

(この“イェーガー“って名前自体、「進撃の巨人」や「パシフィック・リム」を連想する名前で笑ってしまうんですが、)😅

彼はドイツ軍の中でもかなり偉い人なんだから、本来ならいちいち自分の足で戦地に赴くような立場じゃないんです。👨‍✈️

スカーフェイスでいかにも悪役っぽいビジュアルなんですが、実際には彼がそこまで悪い人間に描かれていなかったのも良かったです。♨️


あと、ヒロイン:ヤルツェヴァと主人公:イヴシュキンが恋愛関係になるくだりも唐突で笑ってしまうんですが、そこも少年漫画的な要素だと思います。👩‍❤️‍👨

ヤルツェヴァも画面に初めて現れた時は、地味なヒロインに見えたんですが、話が進むにつれて徐々に美人に見えてきました。🥰

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【気になったポイント】

ヤルツェヴァとの恋愛関係以外にもツッコミどころはあって、

ドイツのヒムラー長官がどう考えても名前も見た目もヒットラーに寄せてきているのに、彼が「ハイル、ヒットラー」って言っているので、また別にヒットラーがいる設定なんです。

単純明快な話なのに、そこは無駄に紛らわしかったです。別にこの話に必要なキャラクターとは思えなかったですし。☹️

それ以外にも

・自分たちの使っていた最強戦車を使える
・元々の乗組員も再度仲間に出来た
・弾が無いと思いきや、運良く弾が6発残っている

などなど、

そもそもこの話自体が主人公たちにとって都合が良い設定なのは否めません。☹️

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【白鳥の湖のシーンが最高です。】🦢

好きなポイントは、

序盤で、ヒゲの戦闘員ステパン👨🏻がくわえているタバコをフッと吐いて捨てるシーンがあるんですが、妙にカッコよくて面白いんです。🚬🤣
細かい部分なんですが、監督もあのシーンは絶対に意図的に撮ったはずです。🎥

この映画自体が、ストーリーはベタで分かりやすい戦争娯楽作品なんですけど、そういう撮り方とか演出がいちいちカッコいいんです。🆒

"敵側に見られているか❓見られていないか❓“の緊張感も常にありますし、


・スローモーションの演出
・弾丸から観た視点のシーン
・至近距離で戦車同士の狙撃

とかは、戦車映画の過去作で描かれたことがあるのかもしれませんけど、少なくとも自分は観た覚えがないので、すごく新鮮でした。


それから、音楽も良かったです。🎵

この映画が全体的に音楽のセンスが良くて、その場面を盛り上げてくれるんですけど、

特に戦車の操縦シーンで「白鳥の湖」🦢をかけるなんて斬新だと思いました。😄

あの選曲を提案した人、天才ですね。💯

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【娯楽作品として、分かりやすさって大事です。】

ロシア人俳優の顔も名前もほとんど知らない自分にとって、登場人物が少ないのも良かったです。しっかり顔の区別もつきました。🇷🇺

あらすじは、このfilmarksの記載にある通りです。
前述したように、ストーリー・プロットはベタでひねりはないんですけど、とにかく分かりやすくて、燃える話です。🔥

自分は戦争映画って悲しみとか反戦のメッセージがある映画を優先的に観る傾向があるので、
今作はこのfilmarksがなければ絶対に観てなかったと思います。
ユーザーさんに感謝です。🙇🏻‍♂️