ウダツの上がらない…
近所のガキどもにあだ名をつけられ…
親戚中から可哀想あつかいされる…
そんなしょっぺぇ青年が唯一の特技を生かしてサバイバルする物語は、アドレナリン💪が出っぱなしの面白さですわw
毒ガスが撒かれる背景などで韓国経済に対する不満に触れているようですが、最大の見どころは毒ガスからの逃避にあります。
救助ヘリを待ちながらビルの壁をよじ登り、ビルからビルに飛び移る。
次々に立ちふさがる障害の設定も、克服の仕方もとてもリアル👀
そう…ディザスター映画の主役なのに、彼らは仙崎大輔やスタローンのような超人ではありません。
【実に等身大な人間たち】でしたよ。
両親や姉家族を救けるために、ガラスをブチ破って隣の建物に走り幅跳び…
安全地帯まで行けて、やっと震えが出始める…
我先にヘリに乗り込みたいのに、笑顔で家族を優先して【ワンワン泣く】
ヨンナムとコンビを組む美女ウィジュも【究極の状況でエゴを捨てられる人間で】この徳の高さは見習いたいと思うと同時に【やっぱりワンワン泣く】
決してみっともないとは思えません。
主演のチョジョンソク＆ユナはスタント演技もこなしていて、それも素晴らしいですね👏
個人的に好きな伏線として、劇中で引き合いに出されるトムクルーズネタを挙げたい。
クリップ🖇を使って鍵を開けるのがトムクルらしさじゃねぇよ、よく見とけ‼️って言わんばかりの【終盤の屋上のトムっ疾走り】を是非ご覧あれw
今回が長編デビューのイ・サングン監督は【パニックの状況より、山岳部出身の主人公が持ち前のサバイバル術をどのように使うか？】に焦点を当ててまして、観客は知らぬ間に彼らにエールを送ることに。
そんな親しみやすいキャラや観客を味方につける演出など、『カメラを止めるな！』との共通項も多数見られますよね🤔
ドローンやYou Tuberなどが伏線になるほか、ラブコメ要素もアリで、デートムービーにピッタリですよ👍
