これは思い切ったことをしましたね。
ストーリーとオチはこう来たかという感じです。
もうちょっと脚本がしっかりしててもう少し時間をかけてねってればどうなったことやらです。
それにしてもイアン マッケランはサーの称号を手にしたのにこういう役やるなんてすごいですね。ヘレン ミレンはさすがです。二人とも品があってイギリスを代表する名優二人だなと思いましたね。あと今の二人でないと作れない作品なんだと思いました。そのあたりはよかったです。
あと「ダウントン アビー」のカーソンさんが出てきた時はちょっとクスッとしました。マッケランと普通に公園でチェスでもしてたら全然おかしく感じませんでした。物語のジャンルとしてはサスペンスでしょうね。まさかこのキャストで「輝ける人生」とか「70歳のバージンロード」とかそんなのありましたよね。でもタイトルは「グッドライアー 偽りのゲーム」ということで「騙し合いのゲーム」でもよかったんですけどね。それですとあまり入る人がいませんかね。
まあ、でもオチは凄かったですよ。まさか話をこういう方向へ持っていくとは思いませんでしたね。でも後からどうしてパトリック スチュワートとヘレン ミレンじゃなくてイアン マッケランなんだろうと思った時にまあマッケランがプロフェッサー Xではなくマグニート役の俳優なんですよね。それを考えるとこういう方向へしか話をもっていけないのかなという印象です。
あとあのキーパッドが欲しくなりますね。嘘をつく都度口座から現金がなくなっていくって恐ろしいですね。あと孫の設定がおかしかったです。詳しくは言えませんがなんか引っかかるんですよね。
まあ、よかったですね。ヘレン ミレンにはこれからも頑張って欲しくなるような作品です。