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インディアナ州モンロヴィアのmingoのレビュー・感想・評価

4.2
2019の山形でもksでも見逃してワイズマンだし都内でかかるだろ!でスルーしたら何年経ってもかからない始末…念願の鑑賞。ワイズマン久しぶりだけどやっぱおもれー。冒頭田舎の風景が映され母校のバスケが強い自慢を凄さを教師が熱弁、手前の絶世の美女がふいにあくびをする場面の切り取り方がザ・ワイズマン。棒状のピザやスーパーに映るジャンクフードそりゃデブしかおらんよなと観てると徐々にモンロヴィアの虜に、後半に出てきた焼いてる肉の美味そうなことよ!大人も子供もサイド刈り上げ前髪整えるホットロッド理髪店、酒は市民に必需レッドバレル酒店、10万ドルものクソたけー重機に興味どころか目を瞑って居眠るオークション、「8499万人の銃所有者は今日も誰も殺していない」の看板が示す生活に身近なガンショップではタマではなくイシ(胆石)について井戸端会議のジジイども、ワンちゃんの尻尾を短く手術、汗やフケ・塵を通さない材質でキングサイズのベッドをすすめるゴツい販売員、十字架の外枠を男が作り内部の装飾を女が添える儀式を伴った婿よりゴリゴリに肥えた花嫁の結婚式、分譲家屋は火事になった際あっという間に燃えるから消防を整えろと力説するロン毛白髪ジジイでの問答なんかは85年「パブリックハウジング」みを帯びているし、葬式はアメイジンググレイスだけど一貫して面白いワイズマンがアメイジング。
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