鑑賞日:2021年9月3日
パンフレット:880円
字幕。
心、強く持て――!
マーベルのドラマはおいといて(ディズニー+未加入))、マーベル映画だとMCUフェーズ4に入ってから「ブラック・ウィドウ」に続く2作目で、新ヒーローの投入となる。
マーベル映画では初のアジアヒーローなので、同じアジア人としては嬉しい限り♪
主人公のシャン・チーを演じるのはシム・リウで、演技もアクションもなかなか良かったと思います。
個人的には妹のシャーリンを演じたメンガー・チャンがカッコ良かったー!
しかも、最後はテン・リングスを引き継いでいるし、再登場に期待しましょ。
ケイティ演じるオークワフィナも良かったな。
ウォンにも言われていたけど、これからあの世界に巻き込まれていく感じ?
映画は、テン・リングスの伝説が語られるシーンから始まります。
テン・リングスを入手したウェンウーは富と権力を得て、歴史を裏から操っていた。
そんな中、ター・ロー伝説を知り、その力を入手すべく、竹林の奥へ。
そこでリーという女性と出会い、恋に落ちる。
シャン・チーとシャーリンが誕生したものの、リー亡き後、ウェンウーは再び力を誇示するようになり、シャン・チーは殺しの技を叩き込まれていく。
1996年、父から指示を受けたシャン・チーは暗殺任務へと向かうことに。
現在…
シャン・チーは友達のケイティとともにホテルの駐車係をしていた。
仕事場へと向かうバスの中で、シャン・チーは何者かの襲撃を受け、母から貰ったペンダントを奪われてしまう。
次に狙われるのは同じペンダントを持っている妹のシャーリンだと確信したシャン・チーはケイティとともにマカオへ。
父親から逃げ出したシャーリンはひとりで組織を築き上げ、地下格闘技場のオーナーとなっていた。
久しぶりの再会も虚しく、テン・リングスが急襲してきて、一行は捕まり、組織のアジトへと向かうことになってしまうのだった…。
新たなヒーロー誕生ということで、まずは主人公の成長物語でした。
アジアテイストの入っている作品なので、チャイニーズアクションの真骨頂であるワイヤーアクションがふんだんに使われている印象。
リングを使ったバトルも必見!!
トニー・レオン、カッコイイよ♪
もちろんVFXアクションも満載で、特に終盤は怪物アクションと化しており、賛否両論あるかもしれないがファンタジー要素が満載!
さらには「ドラゴンボール」も入っていたような…(笑)
”カメハメ波”という字幕まで出てくるので、たしかにー!って納得。
あと「ドクター・ストレンジ」を観ていると、一層楽しめるかもしれない。
ウォンが登場しているので。
そして、注目はもちろんエンドクレジットの映像。
1つ目は、ウォンがテン・リングスを解析するんだけど、ホログラムで参加するハルクことブルースもキャプ・テンマーベルことキャロルも皆目見当つかないと。
ヴィブラニウムでもチタウリでもなく…。
キャプテン・マーベルは何か知っている感じもしたけど…そそくさとその場を後にしちゃいました。
さらにはテン・リングスから謎の信号が発信されていることが判明。
どこに発信しているのだろうか?
11月公開の「エターナルズ」と関係あり…とか?
2つ目は、シャーリンがテン・リングスを解体するはずが、ちゃっかりボスの座に就いていましたー!
ラストに”THE TEN RINGS WILL RETURN”の文字。
なぜ”SHANG-CHI WILL RETURN”じゃないんだろう?
シャン・チーではなく、悪の組織が帰ってくるってこと???
シャン・チーは今作からがっちりMCUに参戦していくのでしょう。
どの作品とどう関わっていくのか、楽しみでしょうがない。
アベンジャーズという組織が無い状態だと思うので、ここからどう新生アベンジャーズが結成されていくのかも楽しみですね!