ぐっさん

ソー:ラブ&サンダーのぐっさんのレビュー・感想・評価

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)
4.2
2022/7/8ユナイテッドシネマ札幌IMAXレーザーシアター3Dにて鑑賞。
ディズニー制作マーベル作品ソー単独主演シリーズ最新作。

 おいおいちょっとまてぃ、今まで「マイティ・ソー」だったのに「マイティ」が抜けとるやないかい、どうなんだいっ!どっちなんだいっ!!とこの作品のタイトルを観て思ったマーベル初心者の皆さんはそう思った人がいると思うでしょうが、本編を観て納得と思いました。
 なぜなら、あのエンドゲームの後にガーディアンズ・オブ・ギャラクシーチームと行動することになり宇宙を旅していたさなか、その間にニュー・アスガルドを守り、壊れたはずのムジョルニアを持ったもう1人の”マイティ・ソー”が誕生していたのです。しかも、その正体がなんと雷神ソーの元恋人であるジェーン・フォスター!!

 マイティ(ネットで調べたら強大である。偉大である。という意味だそうです。)の枠を継承し、すごいパワーを持った元カノ。でも、普通の人間だったのになぜこんなことになったのか・・・この謎を解いていくとねぇ~~まぁ~~すごい展開なんですわ。物語を観ながら過去の話もしてくれているので、過去作を観てなくても楽しめる安心設計のストーリー展開。元カノとの再会でちょっとうれしいソーなんだけども、注目をしていただきたい。

 そして、今回も大迫力の物語はさすがマーベル!!
 監督は前回の「マイティ・ソー/バトルロワイアル」から引き続きタイカ・ワイティティ監督が担当。しかも、脚本とソーの相棒コーグの声も担当する気合の入れよう。
 前回も、本編時間コンパクトにしかも全編ロックに決めてくる展開でしたが今回もさらにパワーアップして、カッコいいんだ!!
 今回の敵である”神を虐殺する者”ゴアとのバトルシーンはミュージックビデオかと言わんばかりのカッコよさ。さらにクライマックスシーンはぜひ注目していただきたい。前代未聞のことが起こるし、もう全編見どころ満載!!

 各作品によっていろんなテイストが強く変わるマーベル作品ですが、今回の作品こそがこれぞヒーロー映画と言える作品!!私はズバリ言ってめちゃめちゃ好きです。(これぞマーベル作品!!って言えちゃう(笑))もうこれこれぇ~いと言わんばかりにソーが大暴れするし、笑える小ネタもあり、元カノとの恋の行方にも注目していただきたい。

 いろいろある今の世の中だからこそグッとくるメッセージ性もありラストを観てまさにサブタイトル通り、ラブ&サンダーにぴったりな作品。この作品を観てスカッとして明るい気分になっていただきたい!!

 そして、エンドロールが終了するまで絶対その場から動かないことをおススメします。
ぐっさん

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