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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバーの10000lyfhのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ワカンダ国王/ブラックパンサーが病死、諸外国がそのヴィブラニウムをつけ狙う中、同じくヴィブラニウムを持つ海中王国タロカンがアメリカと一触即発、三者の思惑が交錯し、ワカンダとタロカンが交戦後、和解。最初と最後のチャドウィック追悼シーン、現実世界の主演俳優の死に対する苦肉の策だが、結果として観客にも葬儀参列の機会となった。前作からのチャドウィック映像の引用が MARVEL のロゴに収まる瞬間に涙。新たな部族/王国を新ヴィランとして登場させ、お約束通り派手にバトってからの和解という流れは、MCU テンプレ感。また、パンサー不在でストーリー展開の後、終盤で亡き王の妹が継承するのも、ヒーロー/ヒロイン活躍という MCU 必須項目をクリアするための無理やり感があった。水中シーンはめっちゃキャメロン笑。アフリカ音楽、ハード系テクノ、シンセ、オケを巧みにブレンドした劇伴が最高で、マイベスト映画作曲家になった。水中シーンのフィメールヴォーカルもベタながら絶妙な起用だ
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