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1917 命をかけた伝令のskywalker14のレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
4.3

ミーハーな映画ファンであるわたしは監督や役者さんで作品を選びがち!でお馴染みであります。

ただ戦争映画は苦手めであります。だがしかし本作は監督が「アメリカンビューティー」のサムメンデスさん、「ブレードランナー2049」の撮影監督のロジャーディーキンスさん、映画音楽の好きな作曲家のトーマスニューマンさん、しかも全編ワンカット!という

映画館に足を運ぶのに一切の躊躇もないような要素が揃い踏みだったのでガッツリ観に行きました。

ちなみに同じ日に2本映画を観ることは良くありますがIMAX2本はきついと気付きました。しかもこれとフォードvsフェラーリ。臨場感と没入感が強すぎて現実世界に戻るには骨💀が折れた。疲れた_:(´ཀ`」 ∠):

本作は映画体験として究極に近い完成度で素晴らしい作品でした。アトラクションというかゲームというか、これこそ4Dで上映すべきと思われる作品でした。が、ダメ!どこもやってなさげ!

ノーランさんのダンケルクも戦場にいる擬似体験をさせてくれましたが、、

本作はカットが全然なく焦点が主人公にとにかく絞られているので圧倒的な没入感、臨場感、さらに感情移入が激しくて最後は泣いてしまいました。この臨場感、リロードタイムにもこんなにも息吹がって感じでしたね。

ストーリーはとてもシンプルで戦場で伝令を歩兵が届けに行く話。主人公のキャラクターも最初は嫌々だったのが力強く成長していく様が良かったです。あそこまでの勇気と生命力があった理由の一つが最後に分かるのも素晴らしかったです。あとラストシーンのカットがふつくしい。

脇を固める豪華キャストの存在感が素晴らしい。みんなちょっとしか出てないのに出ている時はそこに目がいく。

にしてもメイキングが気になるなー。マジでどうやって撮ったんだろうಠ_ಠ
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