マトリックス・トリロジーへの愛が無いと楽しめないのではないかな。
もはやこの手の映像には誰も驚かないし、トリロジーの回想シーンも多く挿し込まれているし。
特に期待はしていなかったけれど、キアヌとこの世界観を愛しているので、私は楽しめた。
相変わらず哲学めいて小難しい部分はあって、完全に理解はしていない。
しかし理解しなくていいんです、感じればいいんです、感じたんです。Don't think, feeeeel! 笑
メモしたいセリフもたくさんあった、というか、セリフ多かったよね、説明が多かったよね。
すべて忘れてしまったけれど。泣
風刺的、自虐的、セルフパロディとでも言うか、コミカルな場面も目について、軽みが加わった。それはそれで面白かったな。
アクションも健在。新バレットタイムには少しだけヘエ…と。まぁ…笑
あれから20年近く、キャリー=アン・モスはあまり変わらないけれど、キアヌは大人の男になって、釣り合いが取れた。
以前は姉弟みたいで、恋人に見えなかったんだよなぁ、キアヌの演技のせいもあるけれど。
今回はあのシーンで泣いたよ。二人の手が繋がった。
ヒューゴ・ウィービングとローレンス・フィッシュバーンが出ていなかったのは寂しかったが、新たなモーフィアスとスミスも悪くなかった。
評価は甘めでーす。笑
