2022.2.17
ジョン・カーペンター監督の最高傑作SFホラーを観た。
うん、これはよく出来ている。
「エイリアン」に匹敵するんじゃないかな。
この手の気持ち悪い形態の生物も少しは見慣れたが、
どろどろの内臓とか血みどろの体とか、やっぱ無理ィ、
指の間からちょっとずつ見た。
カート・ラッセルが出ているから大丈夫、と初めから思う。
彼ならなんとかしてくれる!
ジョン・カーペンター作中の彼への信頼感!笑
謎の生物との戦いの話ではあるのだけれど、
人間ドラマになっているんだね。
南極基地における一場もの。
誰かが“あれ”に擬態されているかもしれない。
誰だ?お前か?奴か?お前だろう?まさか?
しかしいつから擬態されていたんだろう?
あっちは擬態されていなくて、そっちのほうがされていた。
どんどん絶望的になっていって、目が離せなかった、
怖かった、気持ち悪かった、面白かった。
シベリアンハスキーくんが良い演技するんだ。
怖いの。いつ正体を現すの?って感じで。
邦題で損している気がする。
原題The Thing、
「遊星からの物体X」もうちょっと良い邦題にならないかな。