これが事実として存在してしまう国、アメリカ
そしてこんな映画を生んでしまう国、アメリカ
冒頭に示される「ザ」と「レポート」の間の「████」の実態を暴き出す2時間。専門用語の多い会話劇だったけど、テンポよく事実がなぞられていって、置いてきぼりを食らうことはなかった。とにかく水責めはアカン。
ここにも出ているアダム・ドライバー、2019年の飛躍は誰の目にも明らかだった。名作「マリッジ・ストーリー」ほどの熱量ではなかったとはいえ、アネット・ベニング議員に食ってかかるマシンガンっぷりは、この映画のハイライトの一つだろう。
