バチカン＝キリスト教の総本山
ローマ教皇＝キリスト教のトップofトップ
...ぐらいのことをボンヤリ認識してる程度だし、内容もほぼ全編おじいちゃんふたりの会話だし、特に何も起きないんですけども、ブッ刺さりました。釘付けです。
真に力量のある映画ってこういうことなんだと思う。
アンソニー・ホプキンスとジョナサン・プライスのがっぷり四つのシンプルかつ濃密な会話劇、最小限なのに印象的な音響効果、かかる音楽も決して多くないのにいちいち絶妙で、正直いうと冒頭のベサメムーチョからのダンシング・クイーンの時点であぁこの映画の全てを受け入れちゃうかも、という気持ちになっていた(単純)。
不勉強で、どこまでが史実でどこからがフィクションなんだか、あるいは殆どフィクションなんだか分かりませんが、分かってないから逆に良かったというのはあるかも知れないな。
いやー。そろそろ2019年のランキングも確定かなぁと思ってたら最後にもう一発お見舞いされた！という感じ。
そして、またしてもネトフリ系映画。
今年三本目にして、現在ハズレなし。
