あっくん

恐竜が教えてくれたことのあっくんのレビュー・感想・評価

恐竜が教えてくれたこと(2019年製作の映画)
4.7
夏にレビューしたかった作品です✨( ꈍᴗꈍ)

🏖️あらすじ
家族で一週間、夏のバカンスにきていた11歳の少年サム。彼は「地球最後の恐竜は、自分が最後って知ってたのかな」と死に対してや孤独の訓練、人生観などで考える、ちょっと変わった小さな哲学者のような男の子。
そんな彼が不思議な魅力にあふれた少女テスと出会い、彼女はいままで出会ったどんな友達とも特別でどんどん魅かれていく。
だがテスにはある秘密の計画が隠されていた…。

🏖️感想
84分と短いながらも、一人の少年のひと夏の成長とピュアな初恋物語が詰め込まれていました💦💖(*´艸`*)
…なんかカルピス飲みたくなりました💦
(「私って甘酸っぺーー‼️」(カルピスのCM By長澤まさみ))
…観ていてそんな気分www✨

健気だけど、どこかもどかしいサムとテスの交流…💦
その周りには家族の温かさが支えている…🎶
ノスタルジック感あって、何か大切な記憶を思い出す様な淡い気持ち…
子供視点で児童文学ながらも、テーマ的にはちょっと大人向っ気っぽくも感じますが、色々と考えさせられちゃいます💦(・・;)

サムは一人で独特的な課題をしているけど、悩みを抱えたテスの為に行動するサムの姿…
キーキャラクターのお爺さんとの会話を聞くサムの姿…
たった一週間だけど、もうサムは大切な事を学んだ様な気がします…孤独じゃない大切な何か…。
そしてサムはもう一歩大人になった様な…そんな気がします。

そして後味が清々しい素敵なラストが印象的✨
まるで宝石箱の入ったキラキラと輝いた思い出の一つかと、観終わった後に感じちゃいました✨
でもそれがサムの課題の最高に素敵な答え合わせなんじゃないでしょうか❓
そう思うと、自然と微笑んじゃいますね🎶
(*´ω`*)
素敵なオランダ映画でした🎶

🏖️舞台
舞台であるオランダの北海沿岸の西フローラント諸島の5つの1つ、テルスへリング島は、避暑地の観光にピッタリの魅力溢れる素敵な島✨✨
世界遺産にも登録しているワデン海の美しさ。(夕方の干潮時は見渡す限りの干潟が特に絶景✨✨)
シンボルである古き灯台に素敵な街並み🎶
特産品は島の所々にあるクランベリー畑で、あちこちの店に置いてあるクランベリー商品にデザート🎶
本作にピッタリな舞台だと思います🎶(*'ω'*)

🏖️原作・キャスト
原作は児童文学“ぼくとテスの秘密の七日間”で原作者アンナウォルツ。
監督は本作がデビューで<2019年に観るべきヨーロッパの監督10人>に選出された若き才能ステフェン・ワウテルロウト監督。
本作で瑞々しい演技力をみせたサム役のソンニ・ファンウッテレン。
テス役のヨセフィーン・アレンセン(私の親友アンネ・フランク)等。
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