TakashiM

きっと、またあえるのTakashiMのレビュー・感想・評価

きっと、またあえる(2019年製作の映画)
4.4
記念すべきFILMARKS 500本目は、素晴らしい映画だった!

ストーリーは、、、
受験に失敗して自殺未遂した、主人公の息子。
負け犬と呼ばれながらも、最高の友達との青春を綴った主人公の大学時代。
2つの時間軸に、主人公とその友人が登場し、交互に展開する。

自分も、かけがえのない、最高に楽しかった大学時代だったし、今は息子が受験生。
もー共感ポイントが多すぎて多すぎて。


受験生の息子に対して、合格したら○○○してあげる、という言い方。
プレッシャーをかけてることは重々承知だし、もともと受験の重みをあまり感じていない様子だったので、多少強めに言っても平気だろうと思っていた。

しかし本作を観て、また、振り返ってこうして文字に起こすことで、結局親のエゴだったのだと痛感し反省中。
受験に失敗したときどうする、なんて会話はもちろんしたこと無い。

本作のテーマはそれだけじゃない。
大学時代にはかけがえのない友人と出会える可能性があること。
苦楽をともにした友人は、一生の友人になれること。
そんな友人は、いつでも頼れる存在であること。
自分に影響を与え、自分のその後の人生にも大きく影響を与えた存在であること。

頭の中で、誰かの顔が浮かんだら、それはものすごく幸せなことだと思います。


テーマ性についていろいろ書いたが、映画としては超がつく良作。
テンポも良く、気持ちのいいシーンが盛りだくさんだった!
めっちゃ笑えて、少し胸が苦しくなり、しっかり泣かせてくれた。

・適度な歌と踊り
・思いっきり青春
・シリアスなシーンでも笑いは忘れない
・ヒロインがカワイイ
・キャラがわかりやすい

今年、大学時代からの大切な友人が再婚する。
今度こそ、幸せになってほしい!
TakashiM

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