「花が、恋人かな」なんてさりげなく言っちゃう、街一番のおしゃれ花屋のイケメン独身は、まぁーもてる。
ラーメン屋、学生、子供、人妻。
結果、田中圭を愛でる映画だったわけだが、本作の主題はおそらく、
「勇気を持って告白すること」
しない後悔よりする後悔。
本作ではいろんな形で告白があり、それぞれ甘酸っぱいシーンだった。(一部を除く。後述)
「おっさんずラブ」に一時期ハマった身としては、田中圭が出てるとどうしてもギャグっぽくみえてしまう。
実際、前半の人妻ともさかりえコーナーは、この映画の要素として完全蛇足なギャグコーナー。
こんな不毛なやりとりに時間割くのであれば、ラーメン屋の苦悩とか、それをいかに田中圭が支えたかとか、そっちにもっと厚みを出してほしかった。
それ以外は、普通の日常の空気感がなかなか良かったんだけど。
それにしても、恋愛映画観てると自分の昔話をいろいろと思い出す。
→恋愛思い出迷子のキモおっさんのできあがり。
キモおっさんでいるのも気持ちがいいので、恋愛映画強化期間でもやるか。