しろくま

約束のネバーランドのしろくまのレビュー・感想・評価

約束のネバーランド(2020年製作の映画)
3.4
2022.04.03/084/TV録画
血の繋がりはないけど、優しいママとたくさんの兄弟姉妹に囲まれた幸せなGFハウス孤児院。素晴らしい未来が待っていると思っていたが、ここは嘘だらけの世界だった。

里親が決まったコニーを見送った後、ぬいぐるみを忘れていることに気付いて届けに行ったエマとノーマンは衝撃の真実を目撃するんだけど、予備知識なしで観に来たお子ちゃまは、トラウマになるのではと思うようなショッキングな幕開け。確かに嘘だらけのGFハウス孤児院。全てが偽りだったと気づいたエマたちは、ある計画をスタートさせるが…。

しかし、最初の嘘は、エマ(浜辺美波)が言った〝私は、二人と同じ15歳〟の台詞なのかも。いやあ無理があるでしょう。15歳って。年齢のことを言わなかったら気にしなかったのに、それを言っちゃったから、キャスティングミスなんて言われてしまう。設定年齢上げるんだったら上げてもいいけど、主要な3人の年齢を揃えてほしかったなあ。それと、ママ(北川景子)にバレないように作戦を立てている筈なのに、声が大きすぎるのも気になったね。

GFハウス孤児院の建物とロケーションは、漫画の世界観にぴったりで、文句なし。鬼のCGもしっかり怖がらせてくれたのでよかったのでは。原作漫画のちょうど区切りのいいところでのエンディング。希望が持てる終わり方で、アニメの2期にもちゃんとつながったので◎です。
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