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戦争と女の顔のolnのレビュー・感想・評価

戦争と女の顔(2019年製作の映画)
2.5
世界は廻る
時代は廻る
感情は廻る
君は廻る

楽しいのだって
悲しいのだって
苦しいのだって
ほんの一瞬で過ぎていく

あの時止まった時間だけが今も胸に閊えている






感想です。

鑑賞後に気づいたのですが、2020年のオバマベストムービーに入っていた作品だそうです。そうと知っていれば観に行かなかったのに・・・。例に漏れず、オバマベストムービーとの相性の悪さが炸裂し、開始20分で貧乏ゆすりが発動しました。貧乏ゆすりなんて、よっぽどつまんない飲み会のときくらいにしかしないのに、どんだけ退屈に感じたのか。。。

そんな残念な映画体験の中にも、勉強になったことはありまして、あの時代に女性が兵士として戦地に行くとはどういうことなのか、深く考えたことがありませんでしたが、なるほど支援部隊ね・・・と、現実を一つ理解しました。一部事例だと信じたいですが、未だに自衛隊でもそういうことが起きているそうですから、80年近く前の倫理観なんてお察しです。

作中もう少し経緯を知りたいと思う反面、本作で描きたかったのは戦後の女性たちなので、こういう描き方が正解なのだろうと肯定的に捉えようとしますが、やはり私にとっては魔のオバマベストムービーですから、とても眠たかったことは否めません。オバマが好きな映画は、ツカミが弱めで食後の睡眠導入作用が強めな印象です。
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