ハリウッドの映画音響にスポットをあてたドキュメンタリー
劇中の登場人物のセリフをはじめ、映画音楽や環境音など、映画にまつわるさまざまな音にスポットを当てる
物語をこれ以上ないほど輝かせてくれる最高の“音”があってこそ、磨き上げられた傑作映画は成り立つのだなと改めて痛快させられた素晴らしいドキュメンタリーだった
正直音響スタッフがここまで手間のかかる作業をしているなんて思ってもいなかったし、映画を取り巻く音響そのものを心のどこかで下にみている部分があったのだと猛省
そんなこんなで、恥ずかしながらこれまで映画は完全に映像ありきのものだと思ってしまっていたのですが、映画の中で“音”の担う役割だったり重要性は計り知れず、映画を飛躍的に進化させていく上でも“音”こそ映画に必要不可欠な存在であり、切っても切り離せない最重要アイテムといっても過言ではないかもしれない
だからこそ映像と並ぶほどの効果や意味をなす存在なのだと、今更ながらに大変勉強させていただきました
そもそも主題となる“音”の話云々以前に、出るわで出るわと怒濤の不朽の名作ラッシュと、名だたる巨匠やスタッフ陣の出演
いち映画ファンとしては、それだけで反射的に心が躍ってしまうし、心底ワクワク楽しめるドキュメンタリーだと思います
それにしてもこのクライマックス演出はズルい笑
細かな音を拾いやすくするために一応イヤホンで鑑賞してみましたが、これは映画館で観たかったなと後悔😇🙏🏻
〈 Rotten Tomatoes 🍅97% 🍿93% 〉
〈 IMDb 7.6 / Metascore 80 / Letterboxd 3.6 〉
2021 自宅鑑賞 No.459 WOWOW
