あちぴろ

アダムス・ファミリーのあちぴろのレビュー・感想・評価

アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)
3.6
ずっと昔。
ミシェル・ファイファー祭り(ひたすら一人の映画を追いかけるという名称。笑)のときに観た、「テキーラ・サンライズ」という映画。
メル・ギブソン、カート・ラッセル、ミシェル・ファイファーという有名な役者さん以上に印象を残したラウル・ジュリアという俳優。
惜しくも54歳という若さでこの世を去った彼の代表作と言えるのかもしれない。

当時、19歳で学生の自分は暇さえあれば映画を片っ端から観ていた。
VHSのレンタルビデオや映画館にも足を運んでいた。
本作も当時の梅田劇場か北野劇場というナビオ阪急(古いw)で上映していた記憶。

今から約30年前に観た映画を何を思ったか、再生した。
妻が昔から「アダムスファミリーが好き」という謎の好みを発動していたのもあるけど、数十年ぶりに一緒に観る。
デデデデ、チッチッ・デデデデ・チッチッ・デデデデ♪というあの音楽がたまらん。

シュール。
その一言に尽きる。
当時は笑える箇所がよくわからなかったけど、大人になると色々と分かるものね。
それでもシュールな感じは変わらず。
ゴメズ・アダムス(ラウル・ジュリア)とモーティシア・アダムス(アンジェリカ・ヒューストン)の夫婦と二人の子供(クリスティーナ・リッチがかなり幼い!)、執事のフランケン?や魔女風のおばあさん、そしてミギーみたいな右手(語彙力w)。
キャラの濃さ、記憶を失った兄(クリストファー・ロイド)とゴメズのダンス(マムーシュカ)など楽しめる要素も多かった。
記憶を取り戻した兄がファミリーに加わり、最後はベビーを身ごもったモーティシア。
続編ではベビーが生まれてという話だった様な。。。

学芸会シーンが一番笑えた。
当時のCGは目に余るものがあったんだなぁ。

エンディングのハマーの曲も懐かしかった~~
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