鷲尾翼

東京の恋人の鷲尾翼のレビュー・感想・評価

東京の恋人(2019年製作の映画)
2.5
【まとめシネマ】#460

【まとめ】
* 内容がエロが無いAV
* セリフや登場人物が変なクセだらけ
* 風味はあるが、味がしない

本作は川上奈々美と森岡龍が10年ぶりの再会をきっかけに再び関係性を見つめ直す大人な映画。

まず、全体の雰囲気がAVの導入部分がずっと続いている感じ。
撮影方法もスマホやビデオカメラがメインなのだが、それが逆効果。そこからちょっとだけベッドシーンがある程度で、誰かの思い出をただただ見せられている見苦しさがあった。

また、主人公のセリフが鼻につく。
終始芝居臭く、キザにもなれてない中途半端なキザキャラが嫌。特に「赤ちゃん」を「赤ん坊」とわざわざ言う辺りでOUT。他にも登場人物が発達障害やレズ、水商売など何かしらのクセ設定を付けているのも別にいらない。中華屋の店主ぐらい普通の人でいいのに。

本作は何かを伝えたい風味はあるが、味が全然しないモヤモヤさが歯痒い作品に感じた。
鷲尾翼

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