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蝸牛のtetsuのレビュー・感想・評価

蝸牛(2019年製作の映画)
3.4
同じく鑑賞。

中性的な魅力を持つ男子を好きになった女子高生。
彼女の好意が起こす、思いもよらぬ展開。

癖の強さが半端ではない。笑
男女の営みを、とんでもない表現で映像化したオープニングが秀逸。

また、『時計仕掛けのオレンジ』の主人公を彷彿とさせるヴィジュアルで暴走するヒロイン、予想外のラストに至るまで衝撃が強すぎた。

カタツムリを大好きになりすぎて、本作を作ってしまったという監督の異常性と、劇中におけるヒロインの狂気性には、近いものを感じる。笑

雌雄同体なカタツムリと、思春期特有の性の揺らぎを掛け合わせた展開が、凄まじかった。

参考
神戸・元町商店街のミニシアター『元町映画館』| スケジュール |
https://www.motoei.com/schedule.html
(3/10には、元町映画館で上映されます!)
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