バス行っちゃった

プロミシング・ヤング・ウーマンのバス行っちゃったのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

こうした物語ではどうしてもイコライザー的な最後を期待してしまい、キャシーの運命に納得がいかないし悔しいが、いつまでも法に則らない解決に拘泥していては多様性が守られる社会など夢のまた夢なのだからと考えればクズが社会のルールによって真っ当に裁かれていく結末はとても意味のあるものだとは思うんだけど、でも個人的に現状の社会のルールが平等さや正当性のあるものだと思えない部分がどうしてもあり、劇中でもキャシーの機転がなければうやむやなままもみ消されてしまったであろうことなどを考えると、やはりマッコールさんのファイブスターな裁きでゴミ掃除をしてもらいたいという気持ちが止められないという感想文。
もちろん全人類に見ておいて欲しい作品。