このレビューはネタバレを含みます
何年も前のビジュアルで
イメージが止まっていたからか
キャリーマリガンて
あの人(昔のビジュアル)だったのかと
観終わってからなっている
一概に老けたとか
お年を召されただけの感じではなく
今作のキャシー役として
完璧な仕上がり過ぎてわからなかったという印象
復讐へのギアが変わる辺りから
今作の評価の高さを実感しはじめる
そして最後の大目玉に向かっての
ガクっと大きい一段
五本線の指す復讐符ともども、天晴
ライアンが何処かでマイナスアイコンに
しっかりシフトしてきそうだなと思っていたら…
ここの振り幅の大きさは
女性から観た男の本性、本質且つ
善人ぶっている人に簡単に開き直られ
簡単に裏切られた経験がないと
ここまでの描き方出来なかったと思う
ただ保険をかけていたというより
自分の命すら完璧な復讐完成図の
パズルのピースに過ぎない感じが
散々描かれてきた復讐劇の中で
群を抜いていると思う
脱帽だしなんかポジティブな雰囲気なのが
逆に泣けてきてしまった、南無