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STAND BY ME ドラえもん2のwoosのレビュー・感想・評価

STAND BY ME ドラえもん2(2020年製作の映画)
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新宿ピカデリーにて鑑賞。
2020年新作劇場鑑賞68作目。
客席は1割くらい。
テーマ「ひとり相撲」

※以下この作品を大好きなひとや楽しんで観たひと、ドラ泣きしたひとは高確率で不快になる文章が書かれていますので、読まない方がいいと思います。きっと僕の見方が悪いせいだと思います。でも嘘の感想は書けないんでね。




[全体として]
劇場は閑散としていて、後ろ目に人が集中していた。けっこう繰り出される笑いを狙ったと思われる場面で笑っている人が多かったので、比較的優しい観客が集まっていたと思う。
正直、前作を見た上で「続編を劇場に観に行くことはないな。。」と思っていた作品なので、年末のクソ忙しい中、金を使って嫌な思いをするのもなぁと思っていたので、華麗にスルーするつもりだったのに、愛聴するラジオの今週の課題になってしまい鑑賞することに。。。
お話は前作同様で、原作の中で幾つかある「泣けると言われているor泣けると思われているエピソード」複数を一つの物語として再構成したオリジナルに近い作品。

[良かったところ]
映画が始まった時の街の全景が、子供の頃にみた未来想像図のような情景でそれがクリアな映像でバーンと出てきたので、それは良かった。
あと、いくつかの話を一つの話に再構成する上で綺麗な円環構造を作っていたと思う。

[気になったところ]
通常の「ドラえもん」という漫画作品や「STAND BY MEシリーズ」以外の劇場長編に関してはとても大事で好きな作品だし、この「STAND BY ME」シリーズにつかわれているエピソードも個人的に非常に大事なエピソードがあるのだが、このシリーズの「のび太」はどうしても好きになれない。はっきり言って嫌い。
「おばあちゃんの思い出」というエピソードも今回は組み込まれているのだが、個人的に思い入れのある話なので、これを長編のエピソードの一つに組み込んでしまうのは嫌だった。
あと、前作からなのだが「さあ感動しろ!」という宣伝方法も日テレの24時間TVみたいで嫌だし、これ見よがしに広告が入りまくっているのも前作に続いてとてもノイズになる。(別に広告が入っているのは構わないが、変に目に付く入り方がしている)

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やっぱり観に行かなきゃ良かった。観に行った僕が悪いです。
山本匠晃アナを恨みます(嘘です)。
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