鍋レモン

るろうに剣心 最終章 The Beginningの鍋レモンのレビュー・感想・評価

3.7
⚪概要とあらすじ
和月伸宏の人気コミックを監督の大友啓史と主演の佐藤健で映画化したシリーズの最終章となる2部作の第2弾で、主人公・緋村剣心の原点を描いたアクション大作。

幕末を舞台に倒幕派の影の暗殺者として名をはせた緋村抜刀斎こと剣心の左頬に刻まれた十字傷の謎、不殺(ころさず)の誓いを立てた理由などが明かされる。

⚪キャッチコピーとセリフ
“これで終わる。ここから始まる。”

「ごめんなさい」

⚪感想
二部作の2作目。

るろうに剣心の映画全部観てきているはずなんだけどほぼほぼ記憶に無くて今回最終章をしっかり観た感じ。

なんかこの流れ他の作品で見たことがあるような。

とにかく有村架純さんが綺麗で美しい。
雪のような白さと儚さ。目も大きいし、髪形も似合ってる。
可愛くって可愛くって目の保養。

佐藤健さんはどちらかと言うと「メイちゃんの執事」や「Q10」とかの少し騒がしい役のイメージがあるから寡黙な役だと違ったベクトルでかっこいい。

十字傷ができた訳。

前日譚的なものはそのキャラクターの性格や信念が構築された理由が分かるから面白い。

アクションのクオリティが高い。
普通の人間にはできない動きだけれど非現実的にはならないリアルさ。
血しぶきも生々しくて良き。

順番逆過ぎるけど1作目からちゃんと観返したくなった。




⚪以下ネタバレ



剣心に斬られても何度も立ち上がった男の許嫁は巴だったという。
巴は最初から復讐するためにというよりかはそう思っていないとどうにかなってしまいそうだったって感じかな。いつの間にか剣心のことを。
それぞれの関係性が切ない。

人を殺すことを仕事にしていると愛を知ることで弱くなるけど守る力が働くことでまた別の形で強くなる気がする。
人前で眠らなかった剣心が眠ったり、だいこんを抜いて少し微笑む剣心にほっこりしてた。

⚪以下あらすじ(Wikipediaから引用)
幕末の時代である1864年のある日の京都。佐幕派の対馬藩邸では一人の男が捕らえられていた。対馬藩の藩士たちから尋問をされた男は倒幕派の人間であり新たな時代を作るために藩士たちを瞬く間に斬っていった。この男こそが幕末の世にその名を轟かせていた人斬り抜刀斎(緋村剣心)であった。その後、惨劇が起きた対馬藩邸を斎藤一・沖田総司を筆頭とした新選組一行が訪れるとその惨状から犯行を剣心の手によるものだと断定する。

ある日の夜、剣心は佐幕派の要人の暗殺を依頼され、目的の人物とその従者を斬っていった。しかし、ただ一人清里明良だけは剣心に何度斬られても立ち向かってきた。許嫁との祝言を間近に控えていた清里は剣心に立ち向かい、剣心の左頬に一本切り傷を入れたが、剣心にとどめを刺されてしまう。

後日、剣心が居酒屋で酒を嗜んでいると一人の女が入ってきた。その女は剣心の真後ろに座った。すると店内にいた似非志士の二人組がその女に絡み始め、それを静かに聴いていた剣心はその女を助けた。剣心が店を出ると待ち伏せしていた二人組とその仲間が剣心目掛けて斬りかかってくる。しかし剣心はその二人組と仲間を斬ると、目の前には助けた女が立っていた。この女こそが雪代巴である。惨劇の一部始終を見ていた巴は気絶してしまう。剣心は巴を抱えながら自らの寝床へと帰っていった。

雪代巴との出会いが剣心の運命を変えることになってしまう。

⚪鑑賞
金曜ロードショーで鑑賞。
鍋レモン

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