GUMI

劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIMEのGUMIのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

俺たちのゼロワン、ここに完結。

32歳にして、最初から最後まで通して見た仮面ライダーはゼロワンが初めて。
他シリーズは知らないけど、ゼロワンってもしやクオリティ高い部類に入るライダーなのかと思わされる。
ストーリーもキャラクターも、そして敵が敵の枠に留まらない程に複雑な魅力が詰まっている。

冒頭から戦闘に放り込まれ、地球滅亡まであと60分って一体何がどうなってるの?しかも伊藤英明がボスキャラって只者ではなさそうだなと、いきなり引き込まれざるを得ない。

今回はナノテクノロジーを使った破滅計画。消えたい願望じゃなくて消したい願望、結構溢れてるのかもしれないね。
破滅願望を持つ信者たちに対して、人間じゃない滅が「この世界も悪くない」って発言するの、アツい。

テレビシリーズでそれぞれの正義を貫いてきた不破、刃、天津、滅亡迅雷が共通の敵を倒すために勢揃い。
大元のサーバー叩かなきゃダメって言いつつも戦闘シーンに持ち込むのも好きよ。
そしてイズちゃんまで参戦しての或人との息ぴったりのコンボ。ファンの機嫌取りすぎぃ!と分かってても好き…。
大画面で見る&聴く技のエフェクトに否が応でも高揚してしまう。
主要サブキャラに伊藤英明と山崎紘菜ちゃんってのも豪華。
とにかくみんな見た目が良い…パンフ売り切れてたのが悔やまれる。写真集が欲しい…

前段のセイバー短編に比べたら格段に予算があるのを感じる映像なんだけど、あともうひと声!ってクオリティのCG。
時間制限した割に最後は「もう待ってられん」状態なのも、まあ普通そうだよね。
ヒーロー側の方が敵を袋叩きにするのも、相手が悪いから何されてもしゃーないな!みたいな割り切り。

3月の滅亡迅雷編も楽しみです。
GUMI

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