うみんちゅ

泣きたい私は猫をかぶるのうみんちゅのレビュー・感想・評価

泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)
4.0
木曜JUNKおぎやはぎのメガネびいきは毎週は聴いてないです。ザキヤマサンタ回とか貴さん乱入とかの特別なのは聴いてるけど。でもこの映画に小木さんが先生役で出てるってことを知ったから観た。小木さん、元気になって戻ってきてほしいな。あと#むかいの喋り方でパンサー向井さんがオススメしてたのもある。でも猫っていうたら俺の中では爆笑問題の田中さんとハライチの岩井さんやな。猫をかぶるってのをほんまの意味で使うのはなかなか好きな発想。絶対どっかで、猫の手も借りたいくらいだ、みたいなの入るやろ。猫の恩返しみたいな世界観と思ってええんかな。膝と肘が赤いのはめちゃくちゃリアル。んで喋ってる時に時計の音なるってのもリアルで好き。なんならクシャミとか咳とか、噛んだりもしてほしい。人に猫の被り物あげるのもあるけど、猫に人の被り物あげるパターンもあるってことは登場人物の誰かしらに猫がおると思ってええんかな。女の子の青春ってほんまに好きな人とおる時は他が案山子に見えてるんやろな〜。脚怪我したのはさすがにバレる伏線やろな。ただこの時点で、どこにこの話が行き着くのかがわからん。みんな猫かぶって生活してるねんやんな。日之出のこの対応は、照れもあるしムゲが羨ましいのもあるんやろうけど、良くないな。ムゲにとっては家族よりも日之出なんやな。ムゲみたいな学校では明るい性格の人って思ったこと言えるんやろ?悩みないんやろ?って思われガチなんやろうけど、絶対にそんなことないんやろな。日之出も経験の少ない男子やから好きやと言われても照れてるんやろな。猫なりきる前に伝えないとあかんことがあるよな。え、誰やこのムゲは、ムゲの家の猫しかおらんやろうけど。こっからは各々がどーゆー選択をするか。あ、バラすんか。どっちかっていうたらバラさんといて欲しかったかな〜。なんか思ってた展開と違う。考えたら、後悔するっていう行動をするのは、猫かぶってたのが理由になるのが多い。自分の変な一面を見せても嫌いにならへんのかってこっちは思うけど、ほんまに好きと思ってくれてる人ならその一面も含めて全部受け入れてくれるんやろな。今年の夏もこんな物語がどっかで進んでるんやろな。これはファンタジーじゃなく、ただ猫のかぶりあいなだけで本質はずっと人間同士の物語なんよな。1人でおる時の顔と家族への顔と各友達への顔と仕事場での顔と恋人への顔は全部違う。元カノに対して猫かぶってたのもあってフラれたことあるし、小学校におる時の俺は家族とおる時の俺とは違うなって感じたこともあった。おそらく今は、ラジオ聴いて笑ってる時が猫かぶってない自分やと思うな〜。この文章書いてる時も、多少は言い回しとか変えたり、カッコ良く見えるように盛ったりしてるから猫かぶってるんよな。猫かぶらへんくてもいい関係の人ってのは結構絞られるし、その人達をずっと大事にしていかないとやな。猫派と犬派どっち論争があるけど、今のところ犬も猫も飼ったことないからまだわからんかな〜。猫は自由で好きやけどな〜。

「ほんまの自分は猫をかぶった猫」
次の作品レビューまで、あったかくして寝ろよ〜。僕から以上!!
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