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RUN/ランのdeenityのレビュー・感想・評価

RUN/ラン(2020年製作の映画)
2.7
先日めちゃくちゃ久しぶりに劇場まで足を運びましたがなかなかレビューを書く暇がなく、かなり遅れて思い出しながらになります。

母親と二人暮らしのクロエは体も弱く、足も不自由で車椅子生活を強いられ、また過保護なまでの母親の愛に外界との連絡手段も持たない。一見過剰とも思える愛情なのだが、自分に対して注がれるものだから嬉しくも思っていたのだが、ある日違和感を覚える出来事が…。

まあ設定的にちょっとサイコパスっぽい匂いがしていたので期待してたのですが、これはまあ酷かったですね。一言で言えば杜撰って感じですかね。

とりあえず第一に、母親に対してなんで疑問に思ったのってこと。いや、傍から見たら完全におかしいですよ、そりゃ。だから外界から遮断してるんですから。
どう考えてもおかしいのはおかしいんですが、きっかけがパッとしなかったのはちょっとね。今まで生きてきてそれだけのチャンスだったわけでもないでしょうし、もうちょいきっかけになる要素を積み重ねてほしかったですね。

また肝心のネタバレパートになりますが、もうバレてるとはいえ、あの写真や記事はないですわ。あれは誰へのどの状況で必要になるものなのか。本当に目的が謎。
基本緊張感もあって楽しめるんですが、作りはあまりにも未熟だと思いました。
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