めっちゃ面白かったサーチの監督ということで、結構期待度アゲ。
あらすじ含め、一切の前情報無しに鑑賞しまして、、
ホラーかサスペンスか、どっちでもいいが徐々に不気味な雰囲気になっていく。
母がおかしいのか娘がおかしくなってきているのか、どっちかわからないところまでは面白かったのだが、そのバランスは割と早めに崩壊。
狂気母 VS 車椅子の娘。
ハンデが大きすぎる戦いではあるが、ストーリーは一本道。
あまりにも想定通りだったので、最後まで特に感動なし。
わかりやすいストーリーに恐怖系BGM(引っ掻いたようなバイオリンの高音系BGM)を乗せるあたり、わかりやすさに拍車がかかる。
真実に辿り着いたところで、あーやっぱりな、としか思えなかった。
しかもご丁寧に、ネタを整理整頓しておいてくれたのかよ!と。。
あとは、薬の処方とか病院とか、この子が社会生活するうえでの疑問もチラホラ。
ツッコミどころが見えてしまうと、余計冷める。
「サーチ」では先の読めないスピーディな展開が面白かったのだが。。
期待度が高過ぎたのも良くなかった。
主演のキーラアレンさんという女優は、本当に車椅子の方なんだね。
この方の人生ドキュメンタリーのほうが、本作よりも面白そうなんだけど。