カラオケ帰りの朝焼けのシーンは素晴らしい。
連絡先を交換するかしないか、
この後一緒に誘うか、誘われるか、
その葛藤と攻防が、大人になりきれない、まだ勇気が出ない、青春の欠片を描ききっている。
そこがピークだった。
そのシーン以外はやはり邦画にありがちなまったりな空気感が流れて、少しリズムは悪いし、構図も普通。
いやギリギリその空気感は普通の邦画とは違うひんやりとした青春の終わりが感じられたのだが、もう少しだけメリハリと劇伴を派手にしてくれたら、かなり良かった。
ラスト前の疾走での劇伴は良かったが、
なんか走ってる姿の主演がイマイチしっくり来なかった。
ラストのシーンはどういう意味?
ちょっとよくわからなかった。
自らの青春に人生に対するエール?
エンディングのギターも良かった。
カラオケで出会う子と佐々木役の人はまあまあ良かったが、萩原みのりと主役にはあまり感じるものは無かった。
最初の45分は未視聴。