【まとめシネマ】#355
【まとめ】
* モータウンサウンド炸裂！
* 黒人差別の乗り越え方
* 最高のドキュメンタリー！
本作は60−70年代に数多くの名曲を生み出した伝説の音楽レーベル「モータウン」の歴史、名曲の誕生秘話を創設者のベリーゴーディンとその友人スモーキーロビンソン とともに巡るドキュメンタリー映画！
とにかく楽曲が全部最高！
スティービーワンダー、スプリームズ、テンプテーションズ、ジャクソン5などモータウンの歴史の中で紹介される名曲はもちろん、BGMでうっすら流れているインストも最高！
本作では黒人差別が激しかった時代についても語られている。
モータウンの楽曲が次々全米ランキングに登場し、テレビショーへの出演のためデトロイトからロサンゼルスに向かうのだが、その道中では黒人に対して銃声を浴びせたり、警官が黒人にこめかみに拳銃を当てたりと差別が激しかった。そんな中、女性3人組グループのスプリームズをアイドル的扱いでテレビに出演させたり、そもそも楽曲時代がランキングの上位にあるので確かな「実力」を武器に黒人差別を乗り越えて、一大ブームを生み出していくエピソードは何度聞いても平和と希望に満ちている！
個人的にドキュメンタリー映画を見るきっかけとして「知らないから、観て学ぶ」だったが、R＆Bやソウルミュージック、いわゆるブラックミュージックが元々好きだった僕にとってはこんなに興奮したドキュメンタリー映画は初めて！
