でしょうかな

ヴァスト・オブ・ナイトのでしょうかなのレビュー・感想・評価

ヴァスト・オブ・ナイト(2019年製作の映画)
2.8
南部の田舎町、その夜、バスケの試合を見るため人々は体育館に集まり、一握りの住民が残された。電話交換手のフェイは、ラジオに混ざった奇妙な音と謎めいた電話を聞き、ラジオパーソナリティのエヴェレットに相談するが…。

割と好評だけどあんまり好きじゃなさそうだな、と思いつつ見た結果、やっぱりあんまり好きじゃなかったな、となった映画。
夜の静けさとざわめく雰囲気、偏執的な50年代ギミックの演出、それでいて現代的な要素(ラジオ局に電話した人物の正体とか?)もあり、そうした高評価のレビューを読んで頷ける部分もあるけども、ストーリーはまあ…普通どころか、平凡すぎてマイナスなような?SFはそんな詳しくないんですが、何一つ予想を裏切らない展開でビビりましたよ。50年代、深夜の電話とラジオ、米軍、未知との遭遇、これだけあって意外性をほとんど感じないとは。映像も音響も良いけど、そのストーリーを上書きできるほど優れているとは思わないし。
監督はこれがデビュー作らしいですが、まあ今後に期待、なんでしょうかね…。
でしょうかな

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